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金子歯科インプラントセンター

栃木県鹿沼市西茂呂2-19-20 TEL:0289-60-1551

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院長コラム

new 院長エピソード9―【美容歯科は危ない…】

9月12、13、14日に、インプラント学会に参加しました。何年ぶりかに友人や先輩、後輩に会い、色々な話ができ充実した日を過ごすことが出来ました。インプラント学会の人数も増えたのはいいことなんですが、トラブルも増えているような印象も受けました。

その中である有名な先生の発表ですが、前歯の審美治療のケースで、見た目をきれいにするために、どこも悪くない前歯を5本抜き、5本インプラントを入れていました。

こんな治療、あるのでしょうか?まともな歯科医は驚いたと思います。
歯を残してきれいにすることもできたのではないか?と僕は思いました。

この治療をされた患者さんはかわいそうです。患者さんも、いい歯科医を選ぶのは難しいと思いますが、HPにいいことばかり書いてある場合は注意した方がいいかもしれません。

ここで、インプラント治療を成功させるためのいい歯科医の選び方を教えます。

1.正確な診断をするためのCT撮影、CT完備をしている。(普通のレントゲンは2次元のため、骨の状態を詳しく診断するのは難しいです。CT撮影は3次元ですので、より詳しく正確に、骨の状態を診断できます。)

2.人それぞれ希望が違うので、納得いくまでカウンセリングしてくれる。(患者さんも「おまかせします」ではだめです。)

3.インプラント手術のオペ室があり、万が一の時のための救急体制が整っている。

4.インプラント手術の利点、欠点を説明してくれる。

5.「年間何本やってます」ではなく、積極的に日本や海外研修に参加している。

6.見積りを出してくれる。(値段が安いからといって、それだけでとびつかないようにしてください。安いということは、コストを下げ・・・想像がつきますよね。)

7.出来るだけ長くインプラントを機能させるための、咬み合わせまで管理している。

8.ブラッシングなどの予防治療をやってくれる。

これらのことを確実にやってくれる医院であれば、まず間違いないと思います。歯は、一度抜いてしまったら二度と元に戻すことができません。特にインプラントは高度な技術が必要な治療ですので、慎重に歯科医選びをしてください。


院長エピソード8―【オリンピックとかみ合わせの話】

北京オリンピックが始まりましたが、やはり北島選手はすごいですね。見ていて感動しました。調子の悪い時期もありながら、一番重要な試合をはずさず金メダルをとる、しかも世界記録で。年下ですが尊敬しますね。

話は変わりますが、やはり職業病でどうしても選手の歯並びを見てしまいます。皆さんも見てください。歯並びが悪かったり、歯がなかったり、汚れていたりする人はいないと思いませんか?

院長エピソード8―【オリンピックとかみ合わせの話】一流のアスリートは、かみ合わせが悪ければ良いパフォーマンスは生まれないんです。ですから歯を大切にしていると思います。世界一速い男だったカールルイスは矯正をしていました。見た目も大切ですが、機能的にもよくなったので、当時世界記録を出せたのだと僕は思います。

皆さんにも、もっとかみ合わせの重要性を知っていただきたいです。

有言実行
金子泰英


院長エピソード7―【うれしかった話】

以前、上の歯がなく、総入れ歯だった方のインプラント治療をしました。
10本のインプラントを入れてブリッジタイプにしたので、取り外す必要もなく、違和感なく何でも咬めるようになったそうです。さらに足の股関節の動きまでよくなったと言われ、僕自身も非常にうれしく思いました。

この患者様が、自分の母親(78才)を紹介くださいました。お母さんの方は多少の歯は残っていましたが、その残っている歯も1本も使えない状態だったので、通常なら上下総入れ歯です。

もちろん、条件はよくありません。先に治療した娘さんは、「母と一緒に韓国に行って、焼肉を食べさせてあげたいのでインプラントをしてください。」と、僕に言いました。

患者様の前では泣きませんが、ジーンとこみ上げてくるものがありました。
これが、家族の絆ではないでしょうか?

歯科医師、スタッフ、患者様の心が一つになった時に、最高の治療ができると常に思っています。僕は、焼肉だけでなく何でも咬めるようになるまで治療します。

真実は一つ
金子泰英


院長エピソード6―【かわいそうな話】

先日初診で来院されたおばあちゃんは、80才でした。

30年ぐらい前に、金属床の入れ歯(保険外の入れ歯)を作られたそうですが、上の入れ歯をなくしてしまったために来院されました。

私はおばあちゃんにカウンセリングを行い、どのような入れ歯にしたいか?ということをたずねたり、保険と自由診療の違いを説明しました。

おばあちゃん本人は「良い入れ歯を作りたい」という希望があるのですが、金銭的なことを少し気にしていましたので、治療費の目安となる見積書をお渡しして、ご家族とよく相談して決めていただくことにしました。

その日の診療終了後、長男のお嫁さんから電話があり、「自由診療は高いので、保険の入れ歯で作ってください」と言ってきました。さらに、「下の入れ歯はあるので、上の入れ歯だけでいいです」と…。

このおばあちゃんは、胃潰瘍で薬を飲んでいます。下の入れ歯も30年使っていて、歯の部分もすり減っているので、上の歯だけ作っても咬めません。私はそんなことを言われがっかりしました。このお嫁さんは心がないのかと…。

保険の入れ歯でもかまいません。出来る限りのベストをつくします。ですが、30年も前に作ったボロボロの下の入れ歯に合わせて上の入れ歯を作り、噛みにくい、上下が合わない入れ歯で、そのおばあちゃんがこれから過ごしていくのかと思うと、かわいそうで仕方ありません。

そんな入れ歯を入れたら咬めないので、胃潰瘍もひどくなるでしょうし、もしこのお嫁さんがおばあちゃん(姑)に、健康で長生きしてもらいたいと思う気持ちがあれば、こんなことを言うでしょうか?

お金の問題でしょうか?
私は、こういう心のない方の治療はしたくありません。
最近ではこういう心のない方が、多くなってきているような気がします。スタッフ一同、この件をとても悲しいことだと思っています。もし自分がおばあちゃんの立場だったら、こんなことをされてどう思うでしょう?


院長エピソード5―CDアルバム『karuna』/PLASTIC ECHO

CDアルバム『karuna』/PLASTIC ECHO2月13日に、私の弟がCDデビューしました。
しばらく離れて暮らしているので、何をしているか詳しくは知らなかったのですが、自分のやりたいことを貫いていたようです。

さすがです。私も、職業は違いますががんばらなくては・・・と思いました。

テーマは癒しということで、当院でも今流しています。ぜひ、みなさんも聞いてみて下さい。  『karuna』/PLASTIC ECHO


院長エピソード4―保険から自費

あなたが求めているのは、どのような歯科治療でしょうか?

通院回数が少なくて、歯がきれいになって、よく噛めて、健康にも良くて、いい治療を受けたい…といったことではないでしょうか?

日本には、保険制度があります。
もちろん保険でできることもありますが、保険治療というのは、全ての人が平等に治療を受けることができるようにするための、必要最低限の治療なのです。あなたが本当にいい治療を求めるなら、保険では制約が多すぎて、できないことの方が多いのです。

自費治療であれば、制約なく、あなたが心身ともにベストな状態になるように治療することができます。

私は、歯科医として開業して10年間、患者さんの口と健康に正面から取り組んできたから分かります。自費の場合、保険とは格段に違う質のいい材料を使って、じっくり時間をかけた質のいい治療を受けることができます。

私も、むし歯や抜歯、矯正など歯の治療を受けたことがあります。失敗されてしまい、夜痛くて眠れなかったこともあります。だから、患者さんの痛みがよく分かります。治療内容にも予後(治療後の回復具合)にも、保険と自費の違いが出てくるのです。

安心、かつ安全に治療を受けたい、本当に質のいい歯科治療を受けたいと思っている方、そして、長い目で自分の歯や全身の健康を大切にしたいと考えている方を、私は全力で治療したいと思っています。


院長エピソード3―10年たてば、結果がはっきりと出るはず

先日、地元のお寿司屋さんに夕飯を食べに行ったとき、開業当初から来院してくださっている患者さんに会いました。

金子「お蔭様でうちも十年たったんですよ。」
患者さん「そうですよね?私が初めてかかったときは下の子がおなかにいた時で、その子が今9歳、上の子は中学生になりましたから・・・。早いですね〜。先生のお蔭で、二人とも歯科検診で虫歯がないって言われます。私も妊娠中、金子先生に“生まれてからじゃ忙しくなって来れなくなるから、今治療してしまったほうがいいよ”と言われたんですよね。あのとき、先生の言うことを聞いてきちんと治療しておいてよかったです。先生、本当にありがとうございます。」

ずっと診てきた患者さんにこんなことを言っていただけて、今までがんばってきて本当に良かった思いました。

でも実は、「妊娠中にきちんと治療した方がいいですよ」と言った本当の理由は違います。
お母さんのお口のなかに虫歯菌や歯周病菌がたくさんいると、子供に感染してしまうからです。

もちろん、この患者さんに行ったのは治療だけではありません。歯みがきのブラッシング指導や予防もしっかりやっていただきました。お子さんは定期的にフッ素を塗るために来院しています。家族全員むし歯のない生活を送っていらっしゃいます。

でも、10年間を振り返ると、こういったいい話ばかりではありません。
お子さんの口の中が汚れているので、親御さんに予防の話やブラッシング指導をすると、「治療だけしてください」や「まだ治療してくれないんですか?」と言われたり、あげくのはてにはムッとして帰ってしまわれた方もいます。

ですが、僕は信念を変えないで頑張ってきました。「10年たてば、結果がはっきりと出るはず」そう信じて今までやってきました。そして事実、予防の話をきちんと聞いて実行してくださった親御さんとそうでない親御さんとでは、お子さんのお口の状況がまったく違います。(親御さん自身のお口の状況ももちろん違います。)

・・・ですから、今回お寿司屋さんで会った患者さんのような話を聞くと、非常にうれしいんです。このお母さんは、今でも一日3回、お子さんに歯磨きをさせているそうです。柔(やわら)ちゃんの言葉を借りれば「ママでも金メダル」なんです。お子さんの予防は、親御さんの協力がないとうまくいきません。今後も僕は、コンビニ歯医者(むし歯を削って詰めるだけの歯医者)にはなるつもりはありません。自分の信念を貫き、カリエスフリー(虫歯ゼロ)を目指して頑張りたいと思います。


院長エピソード2―ドクターになりたての頃の話

ドクターになりたての頃の話です。
かぶせ物をつけて、患者さんに「噛んでみていかがですか?」と聞いたところ「少し高い気がするんですけど、先生から診てどうなんですか?」と逆に尋ねられたことがありました。

噛み合わせのことが頭になかったわけではありません。でも、詰め物やかぶせ物をしたら患者さんに「噛んでみていかがですか?」と聞くのが習慣になっていただけだ、ということに初めて気づきました。そうやって尋ねられるとどう答えていいか?どうしたらいいか?正直分からなかったのです。

この出来事がきっかけとなって、噛み合わせについて色々勉強をし始めました。休みの日を利用して、大学の図書館に行って色々な文献を読んでみたり、色々な講習会に行ったりして治療にあたりましたが、結果は無惨でした。

今思えば、それは当たり前です。歯しか見えていない状態で、筋肉、顎関節、けいついなどを全く無視して噛み合わせをみていたからです。(今でも、そこまで考えて治療している歯科医師も少ないですが。)

そんな時、あるきっかけで広島の藤田先生(今、僕が最も尊敬するドクターです)の顎関節の講習会に参加しました。他にも色々な講習会に行っていましたが、この藤田先生の講習会は、僕にとって衝撃的でした。こんなに噛み合わせと全身が関わっているとは、まったく認識していなかったのです。一般的に行われている機械的な噛み合わせ治療は、人間の体には本来的に適合が悪く、生理咬合が体には一番いいということも初めて知りました。

藤田先生なんとか藤田理論の治療法を習得しようと、時間を見つけては広島まで通い詰めて、現在に至っています。あの当時、経験が浅かった僕でも、藤田理論で治療を行うと噛み合わせがよくなるんです。筋肉のバランスも良くなるので顔の輪郭がかわりますし、さらに全身が健康になります。おかげで、今では患者さんに非常に喜んでいただいています。もっと多くの患者さんに噛み合わせの大切さを知ってもらい、健康になっていただきたいと思っています。藤田先生には感謝の一言につきます。


院長エピソード1―祖母にしてあげられたこと

2006年の5月、祖母が長年にわたる糖尿病からくる血液の病気で入院してしまいました。さらに悪いことに歯ぐきが腫れ、痛みを伴い、苦しみが二重になってしまいました。

祖母は入れ歯でではありませんでしたが、かぶせものはたくさんありました。
もちろん日頃は自分でちゃんと手入れをしていました(わりときれい好きでしたので)。
入院中も食後には必ず看護士さんが口の中の清掃をして下さってはいましたが、当然、一患者に時間をかける余裕はなく、しばらくこのような苦しみが続きました。

残念ながら、ここまで体が弱っていたら歯の治療は受けられません。ただ私や家族が祖母にしてあげられる事といえば、歯のクリーニングをやることぐらいでした。

私は、歯科医師としての仕事のかたわらで自分の休みの日、あいている時間を利用してPTC(プロフェッショナル・トゥース・クリーニング)をしてあげました。
親戚の人達にもやり方を指導し協力してもらいました。すると腫れも次第に治まり痛みもなくなってきました。(本当にクリーニングだけですよ!びっくりですよね?)

体力もなくなっていた祖母は、当初は2週間もてば…という医師の話でしたが、4ヶ月は長く生きられ、自宅に帰るという祖母自身、そして家族・親戚の願いを叶えてあげることができました。

このように、口の中の菌は特に高齢者や、体の弱っている人には、時に重篤な全身症状を引き起こすほど、恐ろしいものです。
でも、免疫力の下がっている祖母ですらPTCのみで、このように改善されたのです。
すばらしいことです。僕はこのことで更にブラッシングの大切さを確信しました。

残念ながら祖母は9月に他界してしまいました。祖母の死は悲しいことですが、私なりに痛み・腫れを改善してあげる事が出来たという満足感は残りました。

この経験から予防の大切さを皆さんに是非知っていただきたいと考えています。